文芸作品

「勇者たちへの伝言 いつの日か来た道」

これは「大阪ゆかりの本」として

大阪の書店員に選ばれた本です。
西宮の書店にもたくさん置かれています。
舞台は阪急西宮球場
「阪急西宮球場画像」の画像検索結果
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この球場があった頃のこの辺の商店街が舞台でも
あります。

現在の「西宮ガーデンズ」がある場所ですね。
物語は中年の放送作家が「西宮北口」での電車の
車内アナウンスを「いつの日か来た道」と聞き間違える
のをきっかけに過去に遡っていきます。

かつて父親と一度だけ行った「西宮球場」
少年だった自分と、まだ生きていた父親が過ごしていた
人生の日々。

かつての「阪急ブレーブス」は”勇者”の名のとおり、
強いチームでしたがパ・リーグで連覇を重ねながら
人気はありませんでした。
関西人はやっぱり「阪神タイガース」
負けても、負けても、たまに勝つ。
それも巨人に勝ったりするので応援するのです。
「常勝」阪急には興味なし、という感じでしたね。

西本監督、ピッチャー山田、盗塁の福本、ほかに
長池、足立・・・・、
決してファンではなかったものの、覚えている名前は
あります。

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阪急西宮球場は、阪急ブレーブスを愛した人には
聖地でしたし、、この球場の思い出を大切にしている
人も多いでしょう。

そんな人たちのひとりとして、この作品では
父親のかつての淡い恋(?)の相手が登場します。
彼女のその後の人生は大変に困難な毎日に
なってしまいますが、奇跡的に生き延びます。
彼女を支えたのは、大切な思い出であり、
この辺の記憶でもあります。


かつて多くの人が声援を送り、愛した場所があった。
選手も観客も、
ここで生き、ここで人生を楽しんだ。
作中には当時活躍した選手のその後も出てきます。
今は形がなくなっても、
過去の思い出はしっかりと生きているんだな、と

「阪急西宮球場画像」の画像検索結果


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そのときの熱い思いは、
選手にとっても観客にとっても、ただの思い出ではなくて、
今を生きる支えにもなっているんだな、と
そんなことを思わせてくれる作品です。

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[細雪]の櫛田医院は芦屋「重信医院」

細雪には、

櫛田医院というお医者さんがでてきます。

このモデルとなったのが重信医院です。

私が芦屋に住むようになって以来こちらを主治医

としているので、もう30年のお付き合いです。

その間に院長先生が息子さんへと変わりました。

建物の外観は全く変わらず、当時の「洋館」そのもの。

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待合室には古いソファがあって、これも変わりません。

30年間変わっていないだけでなく、おそらく谷崎の当時

から変わらないのではないかと思われるほど。

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阪急芦屋川駅の北側、いわゆる「水道道」といわれる

通りの一番駅に近いところにあります。

今もお元気な先代院長のころから(いえ、きっと、もっと前

から)地元の信頼の厚いお医者さんです。

説明が丁寧で、やたらと注射をしない先生です。


芦屋では、特にJR芦屋近辺のビルに開業医が多いの

ですが、さてどんな先生なのか、良く分からない上に、

あまり評判のいいお医者さんもいないようです。

その点、重信医院は、地元で長いお付き合いなので、

息子さん(今の院長)の学校や、勤務先の病院等、よく知られて

いて、安心です。

実際、それを裏付けるように、待合室は昔も今も

混んでいます。

芦屋のお医者さんは、「芦屋市民」しか相手にせず、他市の

患者には冷たい、とか、患者の指輪ばかり見る、とかいった

噂まであります。

真偽のほどは分かりませんが、ちょっとわかる気も

します。

それぞれの地域のお医者さんの評判というのは、

なかなか実のところがわからないので難しいですね。

ただ芦屋では重信医院は信頼できる、と思っています。

こちらは「谷崎記念館」

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「最後の晩ごはん」~旧友と焼きおにぎり~

以前にも紹介した椹野道流の最新作、

”旧友と焼きおにぎり”。

この中に芦屋の老舗と言っていい2軒のお店の
名前が出てきます。
ひとつは『たこ好
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芦屋の人ならよく知っているうどん屋さんです。
JRの山側、交番のすぐとなり、今でももちろん
営業中です。
作品の中で、店長の夏神さんがベタ褒めしていま
したね。確かにいかにも「らしい」うどん屋さんです。

もう1軒はこれも有名なアップルパイの店『カロル
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JRの北側というか山側に向かってやや歩いたところ
にあります。
サクサクのパイ皮にりんごがたっぷりのアップルパイ。
作品中でも美味しく食べているシーンが描かれています。
これを読んで、やっぱり食べたくなりました。

また、今作の舞台となっているのが奥池です。
芦有道路(有料の道路です)を使わなければ行けない
奥池の住宅が出てきます。

ま、内容は読んでいただければ、と思いますが、
今作ほどではないにしても、芦屋やその周辺がたびたび
登場するのがこの「最後の晩ごはん」シリーズです。

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「最後の晩ごはん」と芦屋

芦屋が舞台になっている文芸作品といえば、

やはり「細雪」(谷崎潤一郎)ですが、これは戦前の古き
芦屋の頃。
芦屋には「業平橋」という橋があったり、もっと遡れば
「万葉集」に「芦原の乙女」という女性が出てきたりしますが
最近の文芸作品の舞台にもなっています。
例えば、ついこのあいだ読んだこれ。

シリーズで3作(?)4作でしたっけ?
出ているのですが、この「晩ごはん」屋さんがあるのが
芦屋です。
阪神芦屋駅近く、芦屋警察とカトリック教会の間にある
古い日本家屋、というのですが、あったでしょうか?
記憶がないので、一度確認しておかなければ、と思って
います。
それからこれ。

この「富久丸百貨店」は「大丸百貨店」で、
「芦屋大丸」がモデルだと言われていますね。
登場するマンションも、確かにそれらしいものがあります。
芦屋というのは、たとえば「イカリスーパー」で買い物を
しているおじさんが、大物社長だったりするので、
かなり面白いところです。
もの凄い毛皮でお買物の奥様がいる大丸地下の
食品売り場だったり。
こちら「大丸」ですね。
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